す〜がく☆かふぇはあなたの心のすぐそばにある、まるで数学書を読んでいるときのような落ち着いたカフェ。いつまでも過ごせそうな心地よさの中で、ゆっくり自分だけの時間をお過ごしください。数学的に心地よいソファや音楽と数学的においしいコーヒーをご用意してお待ちしております。
2018年5月30日 所属などを修正しました!
2017年10月6日 新メニューを追加しました!
2017年9月10日 ホームページを作成しました!
す〜がく☆かふぇのおすすめdormant operメニューをご紹介します。
季節ごとに新メニューも登場するのでお楽しみに♪
dormant operのCohFT(コホモロジー的場の理論)に関する今年の新メニューです。有限体上の(必ずしも随伴型とは限らない)半単純代数群を構造群とするdormant operのモジュライをコンパクト化いたしました。また、これを用いてl進エタールコホモロジーに値をとるCohFTを構成しました。(本質的に)正標数の対象を数え上げるCohFTを取り入れたメニューは当店オリジナルです。dormant oper版のWitten予想もデザートにお付けいたします。
(任意標数の)点付き安定曲線上定義されたoperのモジュライ理論の基礎を構築しました。Beilinson-Drinfeldによる幾何的Langlands対応の研究において扱われた(複素数を係数とする)平滑固有代数曲線上のoperのモジュライ理論を大きく一般化し、代数曲線の退化や変形に応じてoperがどのように振る舞うのか議論する枠組みを整備しました。特にこのメニューの中でお楽しみいただける様々な事実を用いることにより、A型dormant operの個数の明示公式を与えるJoshi予想を解決しました。基礎から応用まで、とにかくボリューム満点の一品です。
丹後構造とは正標数の代数曲線上で定義された然るべき直線束であり、正標数の病理的な代数多様体の例を構成する大変貴重な幻の食材です。このメニューでは丹後構造とdormant Miura PGL(2)-operとの間の一対一対応を堪能いただけます。また、丹後構造のモジュライを今まで以上に詳しく調べ、新しい発見でいっぱいの今年の新メニューです。数量限定でのご提供となりますので、ご注文される方はご予約されることをお勧めいたします。
dormant operとは、標数p>0の代数曲線上でさだまる接続付き主束であり、しかるべきGriffiths横断性をみたすと同時にp曲率が0になるものです。Gromov-Witten理論や組み合わせ論などに関わるさまざまな栄養素が含まれており、近年ますます注目されている魔法の食材です。す〜がく☆かふぇの契約農家では甘みの強い京都産の品種を無農薬で育てています。dormant operをふんだんに使ったおすすめメニューをぜひお召し上がりください。
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